カードを感じてみる
3年くらい前に出会ったトートタロット。
タロットは習う予定はなかったけど、役に立つだろうと、星読みの先生が教えてくれた。
トートタロットは絵が怖いから苦手~と言われたりするのだけど、他のタロットを扱ったことがなかった私には比較のしようがなく、こういうものかなと思った。
先生はよく虫眼鏡を持ち出して、絵の細部を解説してくれた。
私は、絵の細かさがおもしろいと感じた。
先生が話していた、どこかの国の言い伝えが耳に残っている。
『トートタロットを与えられた囚人は、牢から出る頃には、立派な哲学者になっている』
知識としては教えてもらったけど、私は、哲学者には程遠く、カードの真意を読み取れているかどうか分からない。
だけど、たまに、カードを感じてみる。
6月始め、私の今月の流れを10枚引きで聞いてみた(上:自分のメモ用に撮影したのでテキトウな写真)。
今月ももう終わりが見えてきたので、ここで、カードからもらったメッセージにやり残しがないか振り返ることにした。
1枚目(カードを引いた時点の私):III The Empress(女帝):自分も他人もありのままに受けとめられるようになってきたのかもね。でも、新しく育ててるものが何になるのかまだ分からない。
2枚目(最初のカードの根拠・理由):VII The Chariot(戦車):確かに、自分と異なる人を合わせ鏡にして自分を見つめることが多かったなあ。人と自分が違うことを認識して、自分のことが前よりも分かってきたということかな。
3枚目(私の潜在意識):XV The Devil(悪魔):自分の葛藤や思考のなかにある欲求は何なのか、別の視点を持てるようになってるか。
4枚目(私の顕在意識):ソードの2-Peace(平和):思考は心に安らぎをもたらすように使いなさい ← その通りで、私は頭だけで考えて、心が波立つことが多いな。
5枚目(少し過去の私):XIV Art(技):確かに、私と正反対の見方をする人に出会って、私のなかで新しい視点が生まれたかも・・・
6枚目(近未来):ソードの4-Truce(休戦):このカードもよく引く。考えるのをやめて心を休めなさい←ちょっとは、思考を休められたかなあ。今、分からないことはそのままでもいいのかもしれない。
7枚目(自己評価):ソードの7-Futility(無益):誰かの要望にいちいち応えようとして、頭であれこれ考えすぎるのは無意味:私、相当、頭でっかちになってますね。
8枚目(私が置かれた環境):XI Lust(欲望):自分の欲望を全開にして進める状況に居るのか~。自分の欲望が何のか、もっと具体的につかむ必要があるな。
9枚目(私の願い/怖れ): カップの10-Satiety(飽満):何もかも満足したいと思ってるのかもしれないけど、また新たにイチから始めることをしないと飽きちゃうのかもしれない。
10枚目(最終結果):0 The Fool(愚者):あるがままの自分を受け入れれば、怖れもなく、無限の可能性を活かして生きて行ける。
で、夏至を迎えたので、改めてカードを引いてみた。
現在の私は、ソードの7-Futility(無益)で、その理由は、XI Lust(欲望)。まだまだ頭の中で意味ない闘いをしてるのか~。その原因は、自分の本当の望みがしっかり見えてないからということか。
で、最終結果が、カップの10-Satiety(飽満)。これまた、月始めで引いたカード。
「満たされたならば、新しいチャレンジを始めなさい」と言われてるな。