感覚を言葉に、言葉で感覚を

感覚を言葉にとどめ、言葉で感覚を蘇らせる

凝り性

夏になると、職場に大型の頂き物が届く。

今回は、大玉の西瓜。

 

数年前までは、先輩:私が切ろうか? 後輩:いえ、私が切ります~。先輩: 忙しそうだから切るよ。 後輩: いえ、私が切ります~、、、 という "気遣い合戦" が繰り広げられていたのだが、最近は、私が 一手に引き受けている。

私は "不毛な”気の遣い合いが苦手なので、「私、切るの好きなんです~」と主張した。

事実、私はメロンも西瓜もウリ系全般がそれほど好きではなく、切る方が好きだ。

それに、こんな大玉西瓜、二人暮らしの日常じゃ切る機会だってないから物珍しい。

他の皆は、「え、切ったことないから自信ない~」とか言うのだけど、私の場合、あんまり機会がないからこそ、ちょっとワクワクする。しかも、お客様からの頂き物だから、高級品だ。私が高級品を切って、真っ先に中の状態を確認するのって、爽快感ある~。

 

でも、切分け係としての責任も生じる。まず、西瓜の甘い箇所は平等に切ること、そして、お上品なオフィスレディー達は手を汚したくないだろう。諸々追及した結果、種を感じさせない切り方をネットで習得した。

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1. 縦切りじゃなく、横切りする。と、断面に、うっすらと蝶の吸い口のようなクルクル模様が見える。

2. 蝶の吸い口(維管束というらしい)に沿って切り分けると、種が表面に出てくるから、見える種を取り除けば、自称タネ無しスイカの出来上がり~

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3. 今回も後輩が「種が全然なかったですぅ~」と言ってきた。「へへ。そうだろ~」っと誇らしい気持ちになる。

が、先輩の取り分に数個の種を発見してしまった、、。ま、スイカ食べてんだから仕方あるまい。

超大玉だったので、もう半分は明日。

 

おとといは、「行き過ぎる」私の状態について書いたのだが、これは、まだ凝り性の域に収まっているかなと思う。

なぜなら、楽しいし、シーズンものだから。