感覚を言葉に、言葉で感覚を

感覚を言葉にとどめ、言葉で感覚を蘇らせる

人に会いに行く

"香川感動旅" からすでに3週間が経とうとしている。

この旅で感じたこと、旅から戻ってからの心境など、言葉にしておきたいと思いながら、どう表現しようか言葉を手繰り寄せることができなかった。まだ上手く表現できないかもしれないが、自分のために書き留めておこうと思う。

 

結論からいうと、今回の旅で強く実感したことは、私は、やはり、「誰かと関わることで変化してゆくタイプ」であること。外界から自分を切り離して、自分のこだわりや世界を突き詰めて磨き上げるタイプとは逆だ。私には、外界から絶えず刺激を受けて、それを一旦自分の内面に取り入れてみるプロセスが必要なんだなと改めて思った。

 

今回の旅のメインは、cimacoxさんと初対面を果たしたことと高校時代の友人と数年ぶりに再会したこと。そして、豊島美術館に行けたこと。

cimacoxさんと過ごした時間は私に新しい風を吹き込み、旧友と過ごした時間は私に土台を再確認させた。

私の世界では、人との関係で付き合いが長いと短いとか、時間的な枠はあんまり関係ないと思った。

「世界に友達でない人はおらず、まだ出会っていないだけだ」と考える傾向がある

↑ 極端な表現かもしれないが、これは私の認識にピッタリだと思った。

アメリカで開発されたストレングスファインダー(Strengths Finder)に関する本の付録に自分の突出した要素(得意分野)を自覚するインターネットテストがあって、 テスト結果で私の要素の上位にこれが出てきた。

私は、人と出会って、その人とお互いの世界を共有してみると、それまで自分の中で「点」として存在していたことが「線」になってつながり、自分の線と相手の線とがつながって融合して、化学変化が起きるようにおもしろいものが生まれるような気がする。また、自分の世界がどういう世界なのか、相手の世界を垣間見てみることで、自分の世界に存在するもの、自分の世界に存在しないものもはっきりと分かる。

 

こうやって私は、また人に会いに行くのだろうと思う。