感覚を言葉に、言葉で感覚を

感覚を言葉にとどめ、言葉で感覚を蘇らせる

滝行

土曜日は、整体クラスの夏特別企画で滝行に参加した。

目的は、水と一体になる感覚を味わうこと。

私の参加動機は、やっぱり、好奇心。


職場の先輩からは「こんなに暑かったら修行にならないのでは?」と冷やかされ、私も「そりゃそうだな~」と納得しながら、初心者にはちょうどいいやと思った。

私以外は常連さんメンバー6名で、日本昔話でお馴染みの金太郎さんが生まれた時に産湯として使われたという由来の足柄の「夕日の滝」へ。

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高さ約23メートル、幅約5メートル。

酷暑だけど、水量はここ数年で一番多かったらしい。

私は比較的水量の少ない端っこで滝に打たれていたが、常連メンバーがどんどん水量が最大になっている真ん中に移動していくので、好奇心から私も行ってみようかなあという軽い気持ちでフラ~っと動こうとした途端、友人に「危ない、危ない」と腕を引っ張られて我に返った。

気合いが不十分だと、水圧で首や肩を痛めるし、大怪我につながる。二十年来の友人は、私の行動パターンを知ってるのだなと後で感謝した。


滝は眺めてる分には涼しくて癒される感じだけど、いざ入ってみたら癒されるどころか、足も持っていかれるし、上からの水圧が半端なくて「人間って、こうやって水の事故を起こすのかもしれないな」と思った。

整体クラスの目的だった水と一体になる感覚を味わうこととは程遠かったが、自然から遠ざかって自然に対する畏怖を忘れつつある私には、いい体験だったと思う。